「軸足もターンアウトして下さい」を、解剖学的に解説

「軸足もターンアウトして下さい」を、解剖学的に解説

#2.「軸足もターンアウトして下さい」を、解剖学的に解説
 

「両足でターンアウトして下さい」とか、

「骨盤まっすぐのまま足を動かして」とか。

こういった注意で変えてほしい

バレエダンサーの体の状態は、

どれも同じ状態だったりします。

つまり、同じ状態に対して、

違う言葉でアプローチしているのですね。

例えば足を横に出す時。

股関節の中でターンアウトするのではなく、

骨盤を捻って「ターンアウト風」

をしている場合。

{C46C55D1-78B6-4928-A0BB-1E50E275DBE0}

(アラスゴンドにタンデュしているのを、

上から見た絵です。(やはり絵は苦手💦)
右が、出た足に骨盤がついていった
「ターンアウト風」のタンデュです。
左が、目指したいタンデュですね。)
右の絵は、動かしている足の方向に骨盤がつられて動いただけの状態なので、
動かす足はターンアウト風に見えるのに、
軸足はターンインしてしまいます。
つまり骨盤が足につられて動いただけで、
股関節の中でターンアウトは
できていない状態。
これを直してほしい時に、
「軸足もターンアウトして下さい!」
「両足でターンアウトして下さい」
「骨盤まっすぐで足を動かして」
という注意を、先生方は
して下さっているんですね。
骨盤と大腿骨のつなぎ目を分離する
(つまり股関節を動かす)のは、
感覚的に難しいです。
これに対して私は、
骨盤のグリグリ(上前腸骨棘)
の位置を変えずに
足を45度以下で動かすワークをして

{823D7D47-1249-4826-9937-FB4C239E7984}

(赤丸が骨盤のグリグリ=上前腸骨棘)

「股関節が動くって、この感覚か!」

という体験をしていただくよう

ワークの組み立てをしてゆきます。

 


 

執筆
◊女医リーナ◊

♦日本医師会認定健康スポーツ医
♦リハビリテーション科専門医
♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構
理事長

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