女医リーナ

Medical Column

プロになるダンサーの共通点

ケガをした時の過ごし方を見て、「今後プロになるだろうな。」とか、「もしバレエでプロにならなくても、何かの道で成功されるだろうな。」と感じさせてくれるダンサーがいます。 そして、やはり彼ら彼女らはプロになったり他の道で花開いたりしています。 そんな彼ら彼女らの共通点は、「ケガなどのショックな出来事から、お土産を持って立ち直って来る事。」です。これができる方はなかなか少ないです。   例えばケガして2週間バレエをお休みする必要が出てきた時。あるいは、もっと長く3ヶ月間お休みしなければならなくなった時。とってもショックですよね。バレエダンサーにとって、練習できない事は致命的。 ・みんなにおいていかれてしまう ・一生懸命練習したのに、努力が水の泡だ ・今ケガしたらプロになれない 色々な思いが交錯します。 それはバレエに本気だからこそ、バレエが大好きだからこそ出てくる感情。 自分で打ち消したり、否定する必要はありません。 悲しい、ショックだ、辛いとしっかり感じる事も大切です。   でも、いったん悲しさや辛さを感じたら、その感情をそっと箱にしまって手元におき、「これからどうすれば、大好きなバレエに早く戻る事ができるだろう?逆に、ケガしたからこそできる事はないかな?」と、考えてみてほしいのです。   ふだんのレッスンではなかなかできない事、時間がなくて取り組めていなかった事、たくさんあるはずです。 例えば「腹筋が弱い」と言われ続けているのなら、「腹筋のトレーニングの方法」について勉強したり、トレーニングのプロに習いに行ってケガの期間を「腹筋強化期間」に変える事もできます。 ふだんコンクールで「アームスが汚い」と言われるのであれば、ケガした足は動かさずに椅子に座って、ヴァリエーションのアームスだけ誰にも負けないほど美しくするように練習する期間にしても良いです。 同じように、時間がなくて行けなかったポワントのフィッティングに行っても良いし、ふだん見ていなかった舞台をたくさん見て芸の肥やしにしても良いですよね。   このように、考えてみるとケガの期間にできる事。いや「ケガした期間にバレエのレッスンがないからこそできる事」は、実はたくさんあります。この貴重なレッスンがない時間を自分の苦手克服に使えたダンサーは、なぜだかケガから復帰した時に上手くなっていたりします。 ケガした時、ショックだった時、腐る事も悲しみに浸り続ける事もできます。でもあえてその道を選ばず、せっかく出来た時間を苦手克服や新しい学びのために使えるバレエダンサーは、やはりプロになる方が多いです。プロにならなくとも、自分で他の道を力強く進んでゆく方が多いです。   つまずかず転ばず人生を歩む事も良い事だと思います。でも「転んだ時に、何を持って立ち上がる事が来る事ができるか?」それが何かを極めるには大切なのだと感じています。   執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長   女医リーナ先生によるオンライン相談受付中! 詳細はこちら お問い合わせフォーム [mwform_formkey key="3743"]   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集  

やせすぎ禁止!ローザンヌ国際バレエコンクール

ローザンヌ国際バレエコンクールの一次審査では「ダンサーに体型や食事に関する問題がある。」と医師が判断すると、次の審査に進む事ができません。   この流れはコンクールだけではなく、ヨーロッパを中心としたバレエ学校の進級試験でも取り入れられるようになってきました。   もともと太りにくい方もいるので全員とは言いませんが、海外留学から帰ってきて「あれ?ちょっとふくよかになったかな?」という印象のダンサーが少なくないのは、実はこんな背景があるからかもしれません。   なぜ細い体型が理想とされているバレエの世界で、やせすぎが禁止されるようになったのでしょうか? 実は、もともとやせ型の女性が運動量に見合ったカロリーを摂取していないと、骨粗鬆症になって、おばあちゃんのように骨折しやすくなってしまう可能性が高いからなのです。しかも、骨が強くなる時期は10代のうちだけ。それ以降は骨が強くなる事がほとんどなく、弱くならないように維持する事しかできないのです。 つまり、唯一骨を強くする事ができる10代の時に骨粗鬆症になってしまうと、一生折れやすい骨と供に生きてゆく可能性がある。という事です。   こういった背景から、骨粗鬆症でケガや骨折をして辛い思いをするダンサーが減るように、やせすぎを禁止するコンクールやバレエ学校が増えつつあるのです。(医師として、日本でもこのようなコンクールが増えると嬉しいと思っています。) そうは言っても、ローザンヌ国際バレエコンクールの中継を見ていると「みんなだいぶ細いよ!」と思いませんか? そうなんです。見た目は細いんです。 でも、見た目よりも体重が重たいダンサーが多いです。 彼女達は、脂肪の3倍の重さがあると言われている筋肉が多くついているため、見た目よりも体重が重たい場合が多いのです。 海外に留学すると、やせすぎも太りすぎもダメと言われて、ウェイトコントロールがなかなか大変です。   時代とともにダンサーとして必要なスキルが少しずつ変わってゆきます。自分の体を、ひいては健康をコントロールするスキルも、ダンサーに求められるようになってきたのかもしれません。   でも、踊りのプロが全てを自分でコントロールしようとするのもなかなか難しい場合があります。例えば、健康の事で迷ったら健康のプロに相談する。栄養で迷ったら栄養のプロに相談する。というように、その道のプロ達の力を借りる事が、これからは大事なスキルなるのではないかと感じています。     執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 栄養から考える上達のヒント 記事一覧 #1.ダイエットにはバイブルがあった! #2.職場で流行りのこってりダイエット食 #3.モデル脚の製造過程 #4.ダイエットの敵! その正体とは? #5.そこが盲点!ダイエットの落とし穴! #6.だから体重が減らない! #7.そこが盲点!ダイエットの落とし穴〜そんなに嫌いにならないで〜 #8.食べすぎて、罪悪感を感じてしまうあなたへ #9.お医者さんの間で話題の、ダイエット論争 #10.内科雑誌への寄稿文が掲載されました。 #11.食べなさすぎると、痩せにくくなるって本当⁈ #12.やせているほど、良いですか? #13.ダイエット中の体重の計り方 #14. 女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集    

プリマになる1%のダンサーの習慣

      プリマに限らず、その道のプロになる人には共通点があります。 それは、才能ではありません。 毎日の0.1%の前進を積み重ねる事。 1歩でもいい、半歩でもいい、少しずつでも、し続ける事です。 例えばバレエのパーソナルトレーニングをした時、私は自宅でしてほしいトレーニングやストレッチを、3つだけに絞って伝えます。たった3つ。おそらく10分もあればできますし、「毎日しなくても良い。2~3日に1回で良いです。」と、伝えるのです。 皆さんトレーニングしている時は、一生懸命にメモをとったり、頭で覚えてくれます。そして本当に心から「毎日やってみます」と、伝えてくれます。 そして、その後が重要です。「毎日やってみます」と言ってくれた方で、本当に3つのストレッチを全部してくれる方は30%くらい。 そのうち1ヶ月後に再度お会いした時、3つお伝えしたトレーニングやストレッチを続けてくださる方は、30%の中のさらに30%くらい。つまり9%くらいの方だけです。それが3ヶ月後になれば、さらにその30%の2.7%、、、と激減してゆきます。 もちろんトレーニングやストレッチは、本人がレベルアップするに従い内容をレベルアップするので、毎回同じ課題を家でしていただくわけではありません。内容を変えながら、その時の状態にあったトレーニングやストレッチを続けるのですが、この「続ける」という事がとても難しい。 例えば、体調の悪い時もあります。学校のテストの時期もあります。気分が乗らない時もあるでしょう。人間だから。 でも、それでも続けるんです。 そうして続けた1%の人は、ぐんぐん成長してゆきます。 これは一見、とても地味なように見えます。 実際、毎日、1枚また1枚と紙をつみあげてゆくような地味な作業です。 ですが、こうして続ける事でトレーニングやストレッチが習慣化してしまえば、こんなに最強の上達方法はありません。 上手くなるのに魔法はないんです。 私がお伝えするのは、お体を体の専門家の視点からみて、目標に向けた最適なトレーニングやストレッチの方法。 それを続けて、魔法のように体を変えてゆくのは、他の誰でもないダンサー自身なのです。 こうして「続ける」事を極めたダンサーは、どんどん登りつめてゆく事が多いと実感します。 バレエでプロになろうと思うと、生まれつきの素質が影響する事も多いです。 でもそんな中でも、身長が160㎝ないけれど準主役までのぼりつめたり、プリマになったりする方も多くいます。バレエをやめても、バレエ以外の道で大成する方も多くいます。 そんな方はほぼ100%と言って良いくらい、続ける事ができます。 医学部だって同じです。毎日少しでも勉強する事。それをし続ける事。 勉強の教え方や勉強の方法を変える事で、効率よく記憶したり問題が解けるようになる事はあります。けれど、その勉強方法を自分のものにするには、自分がその方法で勉強し続ける事しかないのです。 数学で「複利」という計算方法を習った事があるでしょうか? 「複利」は、インシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ考え方ですが、これは、プロになる人やものすごく上達する人の習慣そのものです。 ここで「複利」の考え方をわかりやすく貯金で説明してみましょう。 ここに100万円あったとします。 100万円をそのまま5年間放置していたら、もちろん5年後も100万円です。 では、毎日0.1%ずつ貯金が増えるとどうなるでしょう? 100万円に0.001%を掛け算して、その答えにまた0.001%を掛け算して、、、という作業を365日、1年間続けると、貯金は138万円になります。2年間続けると192万円以上。だいたい倍くらいになります。 こうして貯金の例を見てもわかるように、毎日の0,01%の前進が、2年後に2倍の実力差になるのです。そして5年後には10倍以上の差になってしまうのです。 こんな事がわかってしまうと、毎日ぼーっとなんかしていられません。 でも実は、こんな偉そうな事を言っている私も、疲れて続けたい事ができない日や、病気でできない日があります。 それでも、休んでしまっても、またそこから再スタートして続ける事。工夫して方法を変えて、違う形でも続ける事。そうして前進してゆこうとしています。 プロになろうと思ったら、何かを極めようと思ったら、毎日たったの10分を一緒に積み重ねてみませんか?   執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

上達するレッスンの受け方とは?

[メンタルから考える上達のヒント#2] 舞台裏の寒さと そこから眺める客席と 本場前のキリッとした空気感が やっぱり好きだなぁと、 ここに立つと思います。 (舞台から撮影できず、客席から撮りました( ;∀;)) 先週末はセミナー講師をさせていただきました。   最近つくづく思うのが、 「問い」の質が変われば、「得るものが何倍にもかわる」 ということです。 例えば、「私も分かりやすいセミナーを開催したい!」と、1年前の私は思っていました。   その時得られたものは、   セミナーの内容と、「この先生の講義はわかりやすいな!すごいな!」   という感想でした。 でもしばらくして、「内容が分かりやすい講師の話し方って、どんな話し方だろう?」という「問い」を持ってセミナーを受講しはじめると、   「間の使い方が上手だな。抑揚のある話をされるな。パワーポイントもわかりやすいな。」 ということを学びました。   さらに自分でもセミナーを開催させていただくようになると、   「分かりやすい話し方をされる講師は、どれだけ間をおいて、どの文脈で声を大きくするのだろう?パワーポイントの字の大きさは?、、、」という、   より具体的な「問い」をもって観察するようになり、   自分のセミナーも少しずつ変わってきたように思います。 実はこれ、ダンスのレッスンでも同じことかもしれません。 「たくさん脚をあげたい」という思いがある時、 「どうすれば脚が上がるかな?」という 「問い」を持ってレッスンに臨む人、 さらには、「脚があがるためには、どこを柔軟体操で柔らかくして、 どこに力を入れるんだろう?そのためには、どんなストレッチを、どれくらいすれば良いんだろう?」といった具体的な「問い」を持って臨む人、 身につくものの違いは、きっと大きくちがうのだろうな。と思うのです。 昔、舞台前に、 「考えて踊りなさい!」と先生に何度も注意され、 「こんなに、上手くなりたいって思っているのに、なんでそんな事言うの?」 と、悲しく情けなくなったことを思い出します。 「上手くなりたい!」ではなく、 「どこをどうしたら、できるようになるか、具体的な方法を、探してごらん」 先生は、そう教えて下さっていたのではないかなぁと、 受講者さんの質問にお答えしながら、思うのでした。       執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 メンタルから考える上達のヒント 記事一覧 #1・上達する人バレエダンサーがサラッとしている事 #2・ #3・「習慣を変える人」の共通点~ダイエットパラドックス~ #4・◯◯しないと、やる気スイッチは入らない? #5・やる気スイッチ、ここにあり!! #6・バレエの道に迷った時 #7・バレエ仲間って、すごいのよ! #8・「しかし」の後こそ、大事です! #9・プロになるダンサーの共通点 #10・病院で、バレエファンが生まれた理由 #11・感動は理論に勝る #12・バレエの世界は美しくもアンフェアである   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

バレエの世界は美しくもアンフェアである

世界はアンフェアである [メンタルから考える上達のヒント#12] アンフェアとも言いますし、 みんな違うだけとも言います。 学生時代は、よく考えていました。 ◯さんは、甲が出るから。 ◇ちゃんは、脚が長いから。 ▽ちゃんは、体が柔らかいから。 だから、そうじゃない私は、 色々できない事があるのだと。 「やっぱり、向いてないんだわ。」と、 わりと本気で思っていました。 みんなの得意を合わせれば、 「そりゃ、かなわないよね。」と、 今ならそう思うのですが。 そして、この思考でいる限り、 勝手に比べて、勝手に落ち込む状況は、 面白いくらいに、いつまでも続くんですよね。 だって、そもそも世の中みんな違うから。 誰かの苦手は、誰かの得意だから。 それをアンフェアだと捉えれば、 世界はアンフェアに満ちあふれているし、 みんなが違うだけで、 「自分が嫌だと思っている自分の特徴に、 実はすごく憧れる人もいるものだ。」 と、気がつくと、 アンフェアな世界も、 個性溢れる面白い世界に 見えてくるものかもしれません。 比べてもしょうがない。 違いを言い訳にしても、 何も解決しない。 だって、そもそも違うから。 それが世の中だから。 そうであるならば、 世界をそのまま受け入れて、 比べず、言い訳せず、 自分のしたい事に没頭すれば、 アンフェアな世界で、 力強く、自分の生きたい人生を 歩む事ができると思うのです。 まぁ、人間なので難しい時もありますが、、、 でもやっぱり。 いや、だからこそ、 腐らず、凛としている人って とっても素敵だ♡     執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 メンタルから考える上達のヒント 記事一覧 #1・上達する人バレエダンサーがサラッとしている事 #2・上達するレッスンの受け方とは? #3・「習慣を変える人」の共通点~ダイエットパラドックス~ #4・◯◯しないと、やる気スイッチは入らない? #5・やる気スイッチ、ここにあり!! #6・バレエの道に迷った時 #7・バレエ仲間って、すごいのよ! #8・「しかし」の後こそ、大事です! #9・プロになるダンサーの共通点 #10・病院で、バレエファンが生まれた理由 #11・感動は理論に勝る #12・   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

感動は理論に勝る

[メンタルから考える上達のヒント#11]   理論に勝る感動には、 いつも側に情熱がある。 と、感じるのです。 テクニックが特別なわけではないけれど、 なぜか見たくなってしまうバレリーナ。 コンクールで優勝しないけれど、 なぜかプリマになれた彼女。 テクニックの上手さと感動は 比例しているようで、どこか違う。 感動の生まれる所以は、 そのバレリーナの生き様、 考え方、経験、思い、願い。 そして、バレエに対する 愛情や情熱なのかもしれません。 そんな心動かされる舞台を見られた日は、 本当に幸せ。 医師1人が治せる患者さんには 人数としての限界があります。 でも、1人のバレエダンサーが 舞台で与える感動は、 舞台を観ている何百人へ。 そして映像の技術が発達した今は、世界中へ。 たくさんの人に感動を 伝えられる事を思うと、 本当に素敵なお仕事だなと思います。 夏は楽しみな舞台がたくさん♡ 皆さん、ケガせずに舞台を楽しんで!     執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 メンタルから考える上達のヒント 記事一覧 #1・上達する人バレエダンサーがサラッとしている事 #2・上達するレッスンの受け方とは? #3・「習慣を変える人」の共通点~ダイエットパラドックス~ #4・◯◯しないと、やる気スイッチは入らない? #5・やる気スイッチ、ここにあり!! #6・バレエの道に迷った時 #7・バレエ仲間って、すごいのよ! #8・「しかし」の後こそ、大事です! #9・プロになるダンサーの共通点 #10・病院で、バレエファンが生まれた理由 #11・ #12・バレエの世界は美しくもアンフェアである   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

病院で、バレエファンが生まれた理由

[メンタルから考える上達のヒント#10] バレリーナが知らず知らずのうちに 「バレエを観たいと思う人」 「バレリーナを応援したいと思う人」を 増やしているのだなと、 そんな場面を目の当たりにしています。 私だけではなく、 看護師さんや、技師さんなど、 病院のスタッフに、 ご挨拶してくださる。 感謝を伝えて下さる。 痛くてもバレエを続けたいと 前を向いて進もうとしている。 そんな姿を見ている医療スタッフから、 「バレエって良さそうだね!」 「子供に習わせようかしら。」 そんな声をチラホラと 聞くようになりました。 「バレエを観てくれる人、 習いたいと思う人が 増えると嬉しいな」と、 日頃から思っていたのですが、 バレエの魅力を言葉で伝えるよりも、 バレエダンサーの皆さんの そういった行動が、 「バレエを観たいと思う人」 「バレエに興味を持つ人」を 増やしているんだなと、 ここにいて感じています。 バレエを習って学ぶ事は、 バレエの踊り方やテクニックだけではなく、 日頃のご挨拶、感謝の心。 こういった習慣や心の持ち方こそが、 「バレエを観たいと思う人」 「バレエが好きな人」を増やし、 いずれバレエダンサー自身を 支えてくれる存在になるのですね。 (バレエの舞台は、 観てくれる人がいてこそ 成り立ちますものね。) そんなバレエダンサー達の姿勢から、 1番勉強させていただいているのは、 実は私自身だと感じています。 研修医時代に、 「患者さんが先生」と、 上司から教わった事がありますが、 本当にその通りだなと思っています。     執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 メンタルから考える上達のヒント 記事一覧 #1・上達する人バレエダンサーがサラッとしている事 #2・上達するレッスンの受け方とは? #3・「習慣を変える人」の共通点~ダイエットパラドックス~ #4・◯◯しないと、やる気スイッチは入らない? #5・やる気スイッチ、ここにあり!! #6・バレエの道に迷った時 #7・バレエ仲間って、すごいのよ! #8・「しかし」の後こそ、大事です! #9・プロになるダンサーの共通点 #10・ #11・感動は理論に勝る #12・バレエの世界は美しくもアンフェアである   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

プロになるダンサーの共通点

[メンタルから考える上達のヒント#9]   「結局、自己管理を学ぶしかないのです。」 20年前、バレエ雑誌のヘルスケア特集で ワガノワ・バレエ・アカデミーの専属医師が 話していたのがこの言葉。 「医師は手助けをするし、 アドバイスもするけれど、 結局は、その過程の中で、 自己管理を学ぶしかないのです。」   当時学生だった私は、 この特集を読んで 「海外のバレエ学校には、専属の医師がいるらしい。」と、知ることになるのですが、 医師になった今、 改めて読み直してみると、 この医師のおっしゃることは、 「本当にその通りだな」と思います。 ケガの予防方法はあるし、 ケガを減らす方法もあるし、 今では、いくつかの医学会から出された 「ダイエットのガイドライン」なるものもありますが、   ☑︎セミナーで学んだ事を、するか、しないか。 ☑︎痛みが出ることで、自分の体の特徴がわかった時、それに合わせた対処方法を続けられるかどうか。 ☑︎ダイエットを試してみて、自分に合う方法が見つかった時、それをその後も続けられるかどうか。   プロとして活躍してゆくには、 学んだ事を実行し続けられるか?という 自己管理して、体調をコントロールする事も技術の1つなんだなと、改めて感じています。   ダンサーとして活躍する方の多くは、 「自分は◯◯すると、体調が良い」とか、 「□□する時によくケガをする」と、 自分の体調のコントロールの基準を 持っている方が多いなと、 ダンサー達とお話をしていて思います。   ダンサーとしてプロになるわけではなく、 楽しみでバレエを続ける場合でも、   ☑︎ホルモンのバランスが整いやすい、身長と体重のバランス ☑︎バレエで消費するカロリー ☑︎踊れない時の栄養見直しポイント   などを知って、上手く生活に取り入れると、 さらに楽しいバレエ生活を送ることが できそうですね。   実家で昔の資料をいくつか読み直して、 セミナー内容を練り直しています。       執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長     ♦メンタルから考える上達のヒント♦ 記事一覧 #1・上達する人バレエダンサーがサラッとしている事 #2・上達するレッスンの受け方とは? #3・「習慣を変える人」の共通点~ダイエットパラドックス~ #4・◯◯しないと、やる気スイッチは入らない? #5・やる気スイッチ、ここにあり!! #6・バレエの道に迷った時 #7・バレエ仲間って、すごいのよ! #8・「しかし」の後こそ、大事です! #9・ #10・病院で、バレエファンが生まれた理由 #11・感動は理論に勝る #12・バレエの世界は美しくもアンフェアである   SNSでのシェアよろしくお願いします!!! ↓↓↓

「しかし」の後こそ、大事です!

[メンタルから考える上達のヒント#8] 現代国語の解き方。 受験で耳にタコができるほど聞きました。 これって、 「受験勉強の方法論」 だと思っていたんです。   「しかし」の前には、常識や現状がくる。 「しかし」の後に、作者の主張がくる。 つまり、問題の答えがあるのです! 「しかし」に丸の目印をつけて、 その後の文章をしっかり読みなさい!   国語の時間に何度も何度も、 教えてもらいました。   実はこれ、「受験勉強の方法論」ではなく、 「生きたい人生を、生きるヒント」ではないかと思うのです。 実現したい夢がある時、 「しかし」と言われる場面は たくさんありました。   私の場合、、、   「医者になろうと思います!」 →「バレエしかしてないのに、無理でしょ⁉︎ みんなどれだけ勉強してると思ってるの⁈」   「バレリーナを診る医者になりたい!」 →「どう考えても経済的に成り立たない。 現状をちゃんとみなさい‼︎」   などなど。   そして今思うことは、 受験勉強で教わった通り、 大事なのはやっぱり 「しかし」の後でした。   「しかし」と言われた後、 反対された後、 ムリだと言われた後、 どうするのか?   反対されたからムリだと諦めたり、 ムリだと言われてひねくれてみることも できますが、   今知っている方法でできなければ、 できそうな方法を考えればいいんですよね。   母はそんな私の姿を、 「やりたいことをもぎ取る」 と表現しますが(笑)   できる方法がなければ、探せばよし! 探してなければ、作ればよし!   そうやって、 調べたり、人に会いに行ったり、発信したりしているうちに、、、   バレエダンサーのコンサルが始まり、  舞台の帯同Dr.をさせていただき、     セミナーが始まり、 来年度には外来も⁈   たくさんの方に支えていただき、 応援していただき、 今、こうしてたくさんのバレエダンサーに 関わらせていただいています。 そして今、学校で学んだとおり、 大事なのは「しかし」の後だと思うのです。   受験勉強は、 受験のためにも使えるし、 人生にだって使えるんだな。 これってきっと、バレエでも同じこと。   高校卒業から10年以上経ち、 辛くてしょうがなかった受験勉強でしたが、 「受験勉強も、悪くなかった」 そんな風に思っています。       執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 メンタルから考える上達のヒント 記事一覧 #1・上達する人バレエダンサーがサラッとしている事 #2・上達するレッスンの受け方とは? #3・「習慣を変える人」の共通点~ダイエットパラドックス~ #4・◯◯しないと、やる気スイッチは入らない? #5・やる気スイッチ、ここにあり!! #6・バレエの道に迷った時 #7・バレエ仲間って、すごいのよ! #8・ #9・プロになるダンサーの共通点 #10・病院で、バレエファンが生まれた理由 #11・感動は理論に勝る #12・バレエの世界は美しくもアンフェアである   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

バレエ仲間って、すごいのよ!〜医学の研究から見えること〜

[メンタルから考える上達のヒント#7]   タバコを吸わないことや、 運動不足にならないことよりも、 「バレエの教室に通っていること」や、「ダンス仲間がいること」が、長生きに関係しているとしたら⁈ しかも、タバコを吸わないことよりも、長生きすることに関係しているのだとしたら⁈ バレエ好き、ダンス好きの方にとっては、朗報ではありませんか? 最近の医学研究で、「タバコや肥満などのいわゆる生活習慣病よりも「つながりがある」ということが、長生きの秘訣のようだ」という結果が出ているのです。     こういった結果をうけて、これから国の方針も変わってくるのかもしれませんね(o^^o) ケガや心の状態など、人によって様々なので、全ての人に良いよ!とは言いませんが、 バレエ教室や、サークルや、バレエ友達がいるって、考えている以上に良い効果があるのかもしれないよー♡ バレエって、やっぱりいいね!という、   バレリーナにちょっと嬉しいお話でした♡       執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 メンタルから考える上達のヒント 記事一覧 #1・上達する人バレエダンサーがサラッとしている事 #2・上達するレッスンの受け方とは? #3・「習慣を変える人」の共通点~ダイエットパラドックス~ #4・◯◯しないと、やる気スイッチは入らない? #5・やる気スイッチ、ここにあり!! #6・バレエの道に迷った時 #7・バレエ仲間って、すごいのよ! #8・「しかし」の後こそ、大事です! #9・プロになるダンサーの共通点 #10・病院で、バレエファンが生まれた理由 #11・感動は理論に勝る #12・バレエの世界は美しくもアンフェアである   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

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