バレエニュース

ケガ時のメンタル

痛みが治らない不安に押し潰されそうな時の考え方

  #2・   痛みが思い通りに治らず、 踊れない焦りや不安ばかりが膨らむ時。 何が解決すべき問題点か分からなくなり、 分からないからこそ漠然と不安で、 不安ばかりが増大している事が多々あります。 例えば足の痛みで受診された患者さん。 足の痛みの原因について相談すると、 バレエの先生には、Aが原因では?と言われ 整体の先生には、Bが原因では?と言われ マッサージの先生にはCが原因では?と言われ。 結局、なぜ痛いのか? 何をすれば治るのか? そこが分からないまま、 治療ジプシーをしてしまう事が 少なくありません。 皆さん彼女の事を思って言ってくれているので 悪い人じゃないんです。優しいのです。 でも、本人は色々な情報がごちゃまぜになり、 もう大混乱なんですね。 そうならないために、 不安な時は問題点を整理する。 という事をおすすめします。 この場合、まず大切なのは、 「痛みの原因を突き止める」事。 つまり、診断する事ですね。 どうこがどう悪いのか?が分からないと、 何をどう治せばよいのか? も分からないですよね。 それなのに、ここがないがしろに なっている事が本当に多い。 診断は、数あるケガの中から、 画像や体の診察をしてはじめて分かるもの。 「まわりに言われていた事と違うケガだった」 ということは少なくありません。 今は医療情報の変化も早いので、 できれば専門家に診てもらうのがベストです。 例えば今の場合は、バレエに詳しい医師。 (東京や京都にもいらっしゃいます。) あるいは整形外科の足専門医ですね。 まずは問題点を明らかにする。 つまり、痛みの原因を明らかにする。 という所から、スタートしましょう。 問題点がわかれば、 解決策は自ずと見つかるもの。 解決策がみつければ、 漠然とした不安も、自ずと 姿を見せなくなるものです。     執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 ケガ時のメンタル 記事一覧 #1・ケガ後の過ごし方・心編 #2・ #3・ピンチはチャンス #4・ケガの苦しさを乗り切る、お花畑力   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

ピンチはチャンス

  #3・   ケガをしたらすごくショックですし、 もうバレエを続けられないかも、、、 と、1度は考えてしまうものです。 でもそんなしんどい時にこそ 昔からの名言が効果を発するもので、 見方を変えればケガをした時は、 苦手を克服する必要性が痛い程わかり、 そのための時間と方法を手に入れられるというチャンスでもあるのです。 (踊れない時間=苦手克服の時間) ダンス医科学会後の交流会でも 話題に上がっていましたが、やはり 「バレエでの弱点は、ケガに直結」している事が多いです。 そのため、ケガ治療のためのリハビリは、 実は弱点を克服のトレーニングでもあります。 最近は病院で患者さんにリハビリを お伝えする時間が増え、 「まだまだお膝外に向きますよー!」 という声に、近くの診察室の先生が びっくりしたりしていますが(笑) 自由に踊る事はできないけれど、 制限された中だからこそ、 ケガ治療のためのトレーニングを集中的に行う事ができる、リハビリという時間。 この大事な時間を、 患者さんであるダンサーと供に過ごすのだと思うと、 スッと背筋が伸びる思いがします。     執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 ケガ時のメンタル 記事一覧 #1・ケガ後の過ごし方・心編 #2・痛みが治らない不安に押し潰されそうな時の考え方 #3・ #4・ケガの苦しさを乗り切る、お花畑力   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

ケガの苦しさを乗り切る、お花畑力

  #4・   ケガの苦しさを乗り切る秘訣は、 経沢香保子さんの言葉を借りれば 「お花畑力」にあると思います。 ケガした時は誰しも、 「ケガしたから動かせない」とか、 「ケガしたから、今踊れない」とか、 そこに心が集中してしまいがちですが、   バレエに復活したいのであれば、 体力を落とさないために、 ケガしているときにも、 する事はたくさんあるんです。   でも、そんな心境にならないくらい、 落ち込んでしまう事も多いと思います。 そんな時に、心を切り替えるヒントを、 患者さんから教えていただきました。   例えば、交通事故で同じケガをしても、 「自分はなんて不幸なんだ!」 と、家族や私達にお話し続ける方と、   「事故したのに、こんなケガで済んで、 僕は幸せ者だよ~!」とお話される方とでは、   やはり治り方が違うな、、、と感じます。 それは何も、スピリチャルな事ではなくて、   ☑︎ストレスホルモンの影響もあるのだろうし ☑︎リハビリへの取り組みの違いもあるのだろうし、 ☑︎ケガした部分を乱暴に扱うかどうかもあるのだろうし、 色々な要因があるのだと思います。   苦しい時だからこそ、 そのままでいると、どうしても 苦しさにフォーカスしがちですが、   「ケガをしたから、あいた時間で、 苦手だった腹筋をしっかり鍛えられる」とか、   「ケガをしたから、自分のクセに 本気で向き合おうと思った」とか、   ちょっとムリヤリにでも 自分の発する言葉を変えてみると、 ケガした時間も有意義に 過ごすことができるのかもしれません。   そんな私は、 「当直で眠れなかった!眠たい!限界!」 という時、 「でもその分、普段感じない、 最高の眠れる幸せを感じるはず!」   と、はたから見ると 「頭の中が、お花畑」な発想が できるようになりました。笑。 「お花畑力」が記載された 経沢香保子さんの著者はこちらです。   これは全て、患者さんから 教えていただいたこと。 苦しさを乗り切る秘訣は、 ここかな~と、思っています。           執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 ケガ時のメンタル 記事一覧 #1・ケガ後の過ごし方・心編 #2・痛みが治らない不安に押し潰されそうな時の考え方 #3・ピンチはチャンス #4・   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

そこにフォーカスしすぎていませんか?〜ケガ後の過ごし方・心編〜

  #1・ケガ後の過ごし方・心編   ケガをすると、 ケガをしたことにフォーカスしがち。 そして、踊れないから、 踊れないことにフォーカスしがち。 当たり前ですね。 私は踊れないけれど、 みんなは踊れていいよね。 色々あっても、踊れるだけで十分じゃない。 私は何ヶ月も休めって言われて、 踊れないし、 踊るどころか体重をかけると痛いし、 また、もと通りに踊れるかなんてわからないし! 踊れない辛さなんて、 踊れる人にはわからない。 って。 だから、 休めって言われても踊りたいし。 踊れないとヘタになるし。焦るし。 この思い、誰もわかってくれない! って。 わかります。 踊るの、好きなんですよね? 好きでしょうがないんですよね? だからこそ、踊れなくなることが不安で歯がゆいんですよね? その思い、ズキズキと、古傷が痛むようにわかります。 私もそうだったから。 レッスンがんばったのになんで? なんで私だけ? って。 でもね、これってすごくもったいなかったな、とも思います。 人は「できない」ものに目がいきがち。 (目がいくのは、どこですか?)   そして「できない」ものをずーっと見ていると、 「できない」からだめなんだ。 私ってこんなに「できない」から、 悲しい。かわいそう。って。 ぐーっと、「私のできない」世界に入り込んでしまいがち。 そして、たくさんの「できる」ことを、 あたかもなかったかのように、スルーしがち。 例えば「ケガでバレエを休んでいるからこそ」 復帰後さらに上達できるヒントに気づけるとすると? その方法を獲得できるとすると? ケガをせずに踊り続けるための、メンテナンスを学べるとすると? せっかくのチャンスを、みずから手放してしまっているのかもしれません。 フォーカスする場所を、「できないこと」から「できること」に、ちょっと動かすだけで、 休んだことで、上達するポイントがわかり、 足りないことが分かり、上達するかもしれない。 踊りに深みがでるかもしれない。 休んだ期間を、 「悔しさ、悲しさ」だけではなく、 「あの時期に色々身につけられたから、今がある」 に変えられるかもしれない。 この記事を読んで下さっているということは、 「できることを探してみよう」と思っているということ。 視点を変えようとしているということ。 その思いがあれば、 「できない」期間を 「意外と色々できることがあった」期間に変えられます! 「もっと上達する方法がわかった!」期間にまで、変えられるかもしれない! わざわざ自分の時間を使って、 「ケガした後に、どう過ごせばよいのか」を、 読んでくださっているのだから。 その、「できることを探してみる」視点で、 休んだ期間に、ステップアップできる具体的な方法「ケガ後の過ごし方・体編」を、 次の記事で、また読んでみてくださいね。 視点が変われば、得られるものが変わるかもしれません。 ケガをした事実は変えられないけれど、 その後に何をして、どう過ごすか?は、 以外と自分で選べることだったりするんです。 この絵を、視点を変えて見てみると? (11個も、マルがあった!)       執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 ケガ時のメンタル 記事一覧 #1・ケガ後の過ごし方・心編 #2・痛みが治らない不安に押し潰されそうな時の考え方 #3・ピンチはチャンス #4・ケガの苦しさを乗り切る、お花畑力   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集

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