バレエニュース

腰の痛み

バレエボーイズの腰痛問題

バレリーナも、 バレエボーイズも、   体の痛い部分として1番多いのが、「腰」なのだそうです。   数年前に日本人のバレエダンサー(プロ・アマチュアを含む)に行ったアンケートの結果、   なんと痛いところがあるダンサーのうち、 90%が「腰痛」をあげていたほど!   そして、 バレエボーイズの腰痛には、 バレリーナにはない、ある特徴があるのです。   それは、、、 「女性をリフトする時の腰痛」 腰痛を訴える男性ダンサーに1番多いのが、 この「リフトの時の痛み」 なのだそうです。   その原因は様々で、 腰の骨の変形や、圧迫骨折が原因のこともあります。 重心の位置や、ケアの不足が問題のこともあります。   ただ、実際みさせていただくと、、、 (いわゆる)腹筋がものすごく弱い!と感じることがとても多いです。(体幹と呼ばれる部分も、同じように弱かったりします。)   「腹筋」をご自身でトレーニングされている方は多いです。 ただ、「リフトの時に、腰にかかる力は体重の15倍」と言われる中で   ☑︎リフトをするだけの筋力がついているか、   ☑︎そもそもその腹筋の方法で、つけたい筋力がついているのか   ☑︎腹筋と背筋のバランスはどうか?   というところで、 「うーん、、、、」 と感じることが、とても多いのですね。   今は、(医師として動作分析・運動処方を行い、CSCSトレーナーでもあるという立場から)コンサルでもこういった事をお伝えしておりますが、 近い将来、 私達ドクターがメディカルチェックで、ダンサーの骨や神経に問題がないかをみて、 なければトレーナーさんと連携して 腰痛の原因になる 「使い方・ケアの方法」や 「トレーニングの方法」などを伝えていただき、 腰痛に悩むダンサーを減らしたい!       執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 腰の痛み 記事一覧 #1・腰痛あるある #2・思いやりが、腰痛を救うのか⁉︎ #3・   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集  

思いやりが、腰痛を救うのか⁉︎

  バレエダンサーに1番多い痛みは 「腰痛」 そして、中でもバレエボーイズは、 「リフトでの腰痛」が1番多い。という研究を、以前ご紹介したのですが、、、 (詳しくは、こちら) 考察(どうしてこの結果が出たのか?筆者の考えをのべる部分)には、 こんなことが書かれていたのですね。 「以前に比べると、女性ダンサーの体重が増加しているので、男性ダンサーの負担になっているのではないか」と。 「ちょっと待ったーー‼︎」 私、思わず声が出そうになりました。 海外では、 「痩せすぎのバレリーナに、ドクターストップがかかる」 コンクールもでてきて、 「痩せすぎによるケガ(特に疲労骨折!)や摂食障害の予防につながればいいな」と、思っていた矢先。 「あちらを立てれば、こちらが立たず」の結論が、 なんだかショックでした、、、 確かに目に見える数値としては、バレリーナの平均体重は増えつつありますが、 バレエボーイズの腰痛の原因として、 バレリーナが関わるところって、本当に体重だけなのでしょうか?   昔、パドドゥを踊らせていただいた時 (もう、何年前になるかしら、、、) 「君、軽いのにリフトが重たいんだよ‼︎」 当時の私としては、何を言われているのかよくわからないお叱りを受け、 「(男性が)ケガするから!」と、 リフト場面でリフトしてもらえなかった私。(もちろん練習の時です。) ☑︎自分で立つ。   ☑︎ドスンと降りない。   ☑︎1人で踊らない。   「軸をとって、丁寧に、常に相手を意識して踊ることは、     リフトを軽くし、     相手の体を大切にすることになるんだ!」と、気づかせていただきました。 そんなことを思い出していると、 それを見ていたかのように、バレエ仲間から同じ内容のメッセージをいただき、 なんだか賛同してもらったようで、嬉しくなっていました。 数値としては出てこない、「心がけ」で、     バレエボーイズの腰痛が減れば嬉しいですね。 まぁ、踊っていると「それどころじゃないわ!」という場面8割の私ですが、 それでも、ことあるごとに思い出せば 「リフトが軽くなった!」 「腰痛も少なくなった!」 と、嬉しい言葉をいただける日も近いかもしれません。         執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 腰の痛み 記事一覧 #1・腰痛あるある #2・ #3・バレエボーイズの腰痛問題   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集  

腰痛あるある

  腰痛の原因は他にもあるので、 全員がそうとは限りませんが。   外来で、腰痛時のリハビリの注意点を お伝えしていると、 「同じ事を(バレエの)先生にもよく注意されるんです!」   という事が多々があります。 「お腹の力、抜かない!」とか、   「お腹ゆるまない!」とか、 「軸、引き上げて!」とか、 特にアラベスクやカンブレの時に 注意される事がありませんか?   この注意をされる方が皆、 腰が痛くなるわけではありません。 ただ、腰痛の方で、 この注意をされる方は 少なくありません。   背骨の腰の部分(青い部分)だけ曲げて アラベスクなりカンブレをしていると、   どうしても腰の部分に 負担がかかりやすいですが、 胸の後ろの部分も曲げて(青い部分) アラベスクやカンブレができると、   腰だけに負担が集中しにくいんですね。 外来のリハビリでは、 そのための筋力トレーニングや 必要に応じてストレッチなども お伝えしています。 バレエの先生の注意は、 「綺麗に踊って、 なおかつ痛みも防ぐ」 ポイントでもあったんですね。       執筆 ◊女医リーナ◊ ♦日本医師会認定健康スポーツ医 ♦リハビリテーション科専門医 ♦NPO法人vifleur~舞台医療推進機構 理事長 腰の痛み 記事一覧 #1・ #2・思いやりが、腰痛を救うのか⁉︎ #3・バレエボーイズの腰痛問題   女医リーナのその他の記事 ・メンタルから考える上達のヒント ・栄養から考える上達のヒント ・ダイエット ・ケガ時のメンタル ・病院選びと、付き合い方 ・リハビリ ・ねんざ ・うおの目 ・爪下出血 ・疲労骨折 ・三角骨障害 ・股関節の痛み ・腰の痛み ・舞台帯同Dr ・コンサルテーション ・メディカルチェック ・バレエ外来 ・バレリーナ医師になる ・ 解剖学から考える上達のヒント ・対談動画集  

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